ギャラリー / Gallery

グローバルフェスタJAPAN 2018

2018年9月29日(土)、雨の中たった1日だけとなってしまいましたがグローバルフェスタJAPAN2018をやり切れました!ソーラーネットとしての初参加、雨の中のデビュー戦でした。残念ながらたった1日だけでありましたが、新たな出会いもたくさんあり、ブースでもワークショップテントでも、手作り太陽電池にすごい興味を持ってくれて、大きなインパクトが与えられたと感じています

私たちからもいろんなところにお邪魔させていただきましたし、多くの皆様がソーラーネットのところにお越しくださりました。ありがとうございます。
今回のグロフェスで出会えた皆様とのご縁を大切にしていきたいと思っています!
またソーラーネット・手作り太陽電池の情報を発信していきますし、国内外問わずいろんな現場へ赴いていきたいと思います!...
いつでも私たちにご連絡ください。お待ちしております!

皆様、ありがとうございました

そしてこれからもソーラーネットの事をよろしくお願いします

ネパールプロジェクト


 福島県いわき市を拠点にネパール大地震被災地支援をしている方々の現地での支援活動にソーラーネットメンバーも参加して、2018年4月下旬、ネパールに行ってまいりました。震源地であったシンドゥルチョーク郡ムスレ村など、数か所の活動拠点を訪問しました。

 先の2018年4月4日に、小川町の事務局兼工房で開催したボランティア手作りパネル講習会で参加者に作ってもらったソーラーパネルを使った電気システム工事や太陽光発電システム講習会などを行い、被災した学校の生徒だったり村の女性たちだったりに技術指導をしてきました。村の女性たちによる電気工事チームが誕生したり、暗い室内で授業・試験を受けざるを得なかった子どもたちの教室に明かりが灯されるようになったりしました!

 今回は一緒に参加させてもらう形でネパールに行ってまいりましたが、今後はソーラーネットも自らが主体となってネパールで新たなプロジェクトを立ち上げていきたいと思い始めたところです。新プロジェクトが動き始めましたらアップロードいたします!

2018.6.15

 

※いわき市からネパール支援をしているその方から、本ホームページに写真を掲載させていただく事をご快諾いただき、今回新たなコーナーを設ける運びとなりました。誠にありがとうございます!


チャドプロジェクト

 IOM(国際移住機関)はチャド共和国で、2014年度から『スーダン及び中央アフリカ共和国からの女性帰還民を対象とした女性協同組合の設立を通した社会的及び経済的復帰支援』という長い名前のプロジェクトを始めました。東の最果て、スーダン・中央アフリカとの国境の町であるシラ行政区ティシ市に手作り太陽電池工房を設立し、ティシを中心として、帰還難民(難民として国外に逃げていて、戻ってきた人々)を対象に、帰還難民女性たちへ手作り太陽電池をベースにした仕事作りを伝える活動を行いました。IOMチャド事務所に駐在していたプログラムリーダーの方からも「手作り太陽電池を始めてから、彼女たちから笑顔が見られるようになってきました!」という感想をいただきました。彼女たちはメキメキと上達していき、2017年3月には首都ンジャメナで手作り太陽電池展示会を開催。大統領府に渾身の一作となった手作り太陽電池を寄贈しました。


被災地支援活動

 2011年3月11日に起きた『東日本大震災』。この未曽有の大震災が起きた後、メンバーは被災地へ入り、小型太陽光発電による電源設置の支援活動を行いました。始めはソーラーネットと(有)エルガを中心として行った、小さな支援プロジェクトでした。それでものべ40人程度の人が関わり、多くの方々からの支えのお蔭で、何とか遂行する事が出来ました。そして、次の大きな支援事業「つながり・ぬくもりプロジェクト」がスタートしました。

 その後、2016年4月14日に起きた『熊本地震』の際にも、停電の中で生活に困った被災者の方々へも、携帯電話充電やLED電球を灯せるコンパクトサイズの小型太陽光発電システムを支援しました。「明かりがついて助かった!」と言ってもらえました。

 また、2015年4月25日にネパール国で起きた大震災。支援物資としての手作り太陽電池を皆で集まって作り、その被災地支援を続けている活動メンバーの方々に授けました。「東日本大震災の時にネパールの人たちは福島の事を助けてくれた。だから私たちもネパールの人たちを助けたい!」という熱い思いを持って、その手作り太陽電池を用いて支援活動を行われています。


手作り太陽電池講習会(爺柴プロジェクト)

 「昔々、おじいさんは山へ柴を刈りに…」という物語から見る、ソーラーネットの夢。自然エネルギーが人々の生活に根を降ろす光景がそこにはあります。その夢を叶えるために、私たちは手作り太陽電池を作る講習会を行っています。日本全国、どこにでも出かけていきますし、埼玉県小川町でも不定期に開催しています。

 出前講座の要望だったり開催の希望がありましたら、お電話またはお問い合わせフォームより、当会までご相談ください☀

Tel : 0493-71-1102 / Fax : 0493-71-1104

※事務局は(有)エルガ内にあるため、お電話の際は「NPOソーラーネットのホームページを見て連絡しました」とお申し付けください。

 


爺柴Episode

 村のおじいさんが山に柴を刈りに行き、夕方にはその柴で公民館のお風呂を沸かして、汗を流します。湯沸かしは村の所有のコージェネレーションなので、近在の電力源にもなり、売電します。おばあさんは川に洗濯には行かないで、水力発電の電気で洗濯します。その水力発電機も村の所有です。機械を動かしているのは、若い村のエネルギー屋さんです。彼が作る電気は、電線を伝って他の村につながっていて、売り買いしています。

 この夢には、ポイントがいくつかあります。発電機が村の所有になっていること、その管理とそれにかかる労力を地元の人が担っていること。ノウハウは、ブラックボックスになっていず、公になっていること。電線は、全国と繋がっていて、融通しあってること。利益はコミュニテイのルールで配分されること。これに、必要な資機材が、共同出資の組合等を通して、適正な価格で流通すること、が加わっていると良いですね。こうした姿は、地産地消に基づいた 循環型の社会 のベースです。大企業に握られている生産手段を、地域の人々が取り戻して行くゴールです。この過程を通して、都市は適正規模のコミュニティーに再編されて行きます。コミュニティが再編されるに連れて、自然エネルギーが、生活に根を降ろして行きます。この動きの核になるものとして、私達は「エネルギー工房」を考えています。地元にあるエネルギー源を利用し、自分達でエネルギーを作り、管理し、利用する実践の場です。地域住民などによって支えられた、エネルギーのお百姓さんと言えるかも知れません。